あなたが知らない “小林さんのありがとう二度聞きシステム”

◆ はじめに

お客様へ。 いつも小林さんをご利用いただき、誠にありがとうございます。

本日は—— 小林さんの“知られざる内部機能” をこっそり公開します。

そう、あの 「ありがとう」を聞くと聞こえないフリをする謎の現象。

社内ではすでに “ありがとう二度聞きシステム” と呼ばれております。

◆ 小林さんの内部構造:ありがとう二度聞きシステムとは

小林さんは「ありがとう」を受信すると、脳内で次の処理が行われます。

  1. 初期化モード  「え?今の本当に自分に言った?」  と一度リセット。
  2. 聞こえないフリモード  なぜか急に遠くを見る。  なぜか急に静かになる。  
    なぜか急に“聞こえなかった風”を装う。
  3. 本登録モード  もう一度「ありがとう」を言われると、  脳内でファンファーレが鳴り、  
    その日一日テンションが上がる。

この一連の流れが、 ありがとう二度聞きシステム である。

◆ なぜ二度聞きたいのか

理由は簡単。

一度目:信じられない 二度目:やっと信じる

つまり、 小林さんは「ありがとう」に対して
希少価値の高い宝石のような扱い をしている。

お客様からの「ありがとう」は、 小林さんにとって
高級栄養剤 なのです。

◆ 気遣いだけ神レベルの理由

小林さんは 段取り・連絡・書類・相談などは迷子になるのに、
気遣いだけは 神の領域

その理由は—— 気遣いだけは“ありがとう”をもらいやすいから。

つまり、 小林さんの脳は 「ありがとうがもらえる領域=頑張る価値がある」 と判断している。

「お客様が『ちょっとチーンと鳴る楽器が欲しいな』とボソッと言えば……」
トライアングルも探して買ってきます。

結果、 気遣いだけが異常に進化した。

◆ お客様へお願い

もし小林さんが

  • 気遣いしてくれた
  • 早く動いてくれた
  • 書類を持ってきてくれた
  • 相談に乗ってくれた

そんな時は、ぜひこう言ってください。

「小林さん、ありがとう。」

すると—— 小林さんは一度遠くを見ます。 聞こえないフリをします。
そしてもう一度言ってほしそうな顔をします。

その時に、 もう一度だけ言ってあげてください。

「いや本当に、ありがとう。」

これで小林さんは その日ずっと機嫌が良くなり、
仕事の質が上がります。

◆ 最後に

小林さんは 気遣いのプロであり、ありがとうの収集家であり、
そして“二度聞きシステム”を搭載した唯一無二の男。

お客様に愛される理由は、 その人柄と、 そのちょっとしたクセにあります。

どうかこれからも、 小林さんをよろしくお願いいたします。