第1部では「本体の長さ(リーチ)」、第2部では「火口の性格」を紹介した。
そしていよいよ今回は── 実際の切断現場で、A切と中切がどう違うのか?
ここを写真と一緒に“実戦目線”で語っていこう。
🔥 A切は「パワー系の兄貴」。厚物をゴリゴリ切る。
A切は本体が長く、火口も9.5cmと“太くてパワフルな炎”を吐き出す。
まさに**「炎のブルドーザー」**。 「厚物?俺に任せとけ!」という頼れる兄貴キャラだ。
🛠 A切が本領発揮する「兄貴の仕事場」
- 12mm以上の分厚い鉄板の切断
- 建設現場でのタフな解体作業
- 重機や大型設備の補修・切断
- 太いH鋼の切断
炎が太いから、鉄の奥深くまで熱が“ズドン”と入り込む。
「とにかくパワーが欲しい!」というタフな場面は、すべてこの兄貴の独壇場だ。
🔥 中切は「スピード系の弟」。薄物をシャキッと切る。
一方の中切は本体が短く、火口も7.5cmと“細くてシャープな炎”が特徴。 まさに**「炎のメス」。あるいは、小回りの効く「炎の忍者」**といったところ。
🛠 中切が得意とする「忍者の仕事場」
- 3〜9mmの薄い鉄板の切断
- ミリ単位の細かい切断・加工
- 配管の間など、狭い場所での作業
- 軽くてスピーディーさを求められる作業
炎が細いから、鉄の表面を“スパッ”と綺麗に切り裂く。
軽快に、美しく仕上げたい現場では、この弟の右に出るものはいない。
🔥 写真で納得!「炎の入り方」の違い
「太い炎」と「細い炎」、実際の入り方の違いをイメージしてみてほしい。
- A切(兄貴):炎が太い → 熱が深く入る → 厚物が切れる!
- 中切(弟):炎が細い → 熱が浅くピンポイントに入る → 薄物が綺麗に切れる!

写真で見比べると、その違いは一目瞭然。
火口の長さと、そこに刻まれた「番号」が、そのまま炎の戦闘スタイルを決めているのだ。
🔥 火口番号(1〜3番)は炎の「ギアチェンジ」
ちなみに、火口の先端に書かれている「1〜3」の番号。
これは切る鉄の厚さに合わせて切り替える、いわば炎のギアだ。
- 1番 → 薄物向け(3〜6mm)
- 2番 → 中くらい(6〜12mm)
- 3番 → 厚物向け(12〜20mm)
A切に3番を付ければ 「炎の怪力無双モード」。
中切に1番を付ければ「炎の精密スナイパーモード」。
この組み合わせを考えるだけでも、なんだか男のロマンがくすぐられないだろうか?
🔥 第3部(完結編)のまとめ
- A切は厚物担当の「パワー系」
- 中切は薄物担当の「スピード系」
- 火口の長さと番号が、炎の性格を決める
- 現場では「厚物=A切」「薄物=中切」が鉄則!
これにて、切断バーナー三部作は堂々の完結!
さて、基本をマスターしたところで、この先は現場のプロ(社員のみんな)に
さらにディープな技術を教わって、もっとマニアックな記事もアップしていきたいところ。
……と、そんなさらにディープで企みに満ちたお話は、また別の「闇ブログ」でのお話し。

