ガスの積み込みをしていると、ふとこんなことを思う日がある。
「今日はガスの積込みが多かったけど、ほぼ酸素だったし、酸素は軽いから助かったな」……

そう思っていた“いままでの俺”に、そぉ~~っと伝えたい。

\ 酸素、空気より重いです。 /

軽いのは気持ちだけだった。

・・・・☆ 本日の教育訓練 ☆・・・・


科学の世界では、ガスは小さな“粒”でできています。 この粒が小さいほど軽くて、デカいほど重い。
もうこの時点で、酸素の立場がだいたい決まります。

ご存知、空気の主役は「窒素」。 この窒素の粒より、酸素の粒のほうがちょっとだけ大きいんです。

(※科学の基準でいう「1粒あたりの重さ(分子量)」の数字がこちら)

窒素:28

(空気の平均:約29)

酸素:32

数字が大きいほど重い。 そう、空気の平均(29)をビシッと超えて、酸素は「空気より重いガス」だったのです。

腰は自分(の脳)よりも先に、この事実に気づいていたのかもしれない……。


ヘリウムだけが“反則級に軽い”

じゃあ、なんで「ガス=軽い」というイメージがあるかというと、あいつのせいです。
そう、風船を浮かせる「ヘリウム」。ヘリウムの粒の数字は、なんと驚異の【 4 】。
空気の平均(29)と比べると、もうほこりレベルの軽さ、まさに反則級です。

そりゃ風船も浮くわけだ。


結論。 酸素は軽くない。むしろ空気より重い。

そしてボンベも重い。

ついでに仕事も重い。  三拍子そろった重量級ガス。

ヘリウムみたいにフワッと浮いてくれたら、積み込みのたびに腰が「
ありがとう」って言うのにね!

というのは...また別の闇のブログでのお話し。